名称沼御前神社(ぬまごぜんじんじゃ)
住所福島県大沼郡金山町沼沢1713
タイプ神社
参考リンク

ご利益

  • 建久の頃、沼沢沼に大蛇が棲みつき悪さをしていたが、会津地頭佐原義連が退治。大蛇の首を埋めたところに沼御前神社を建立。
  • 会津若松市川原町に石塚観音がある。本尊は義連の所持していた黄金観音像。義連は一時大蛇に呑まれたが、この観音像のおかけで助かった。
  • 参考文献:『日本の伝説2 東北』 日本伝説拾遺会監修 教育図書

  • 沼沢湖には大蛇の伝説がある。沼の主の大蛇は沼御前といい、美女に化けて村人達を襲っていた。時の領主・佐原十朗義連は家来を連れて大蛇退治に行き、見事大蛇の頭を切り落とし退治したという。切り落とした頭は地中に埋めたが、その地底から機を織る音がするようになり、人々は大蛇の祟りと恐れた。大蛇の怨念を沈めるために社を建てて祀った。それが沼御前神社である。
  • 沼御前神社の周囲の地勢は山に囲まれ水に面している。このような場所には気が集まりやすい。沼沢湖は清らかで透き通っており富貴に恵まれる吉相をしている。
  • 沼御前神社にエネルギーが集まるようになっている。
  • 沼御前神社の前面向こう岸にはきれいな台形の山がある。「御屏(ぎょへい)」といい吉。
  • 単調な日々にむなしさを感じたときなどに訪れるとよい。
  • 参考文献:『風水パワースポット紀行』 山道帰一 メディア総合研究所

沼御前神社へ行ってきました

福島県にある沼御前神社に行ってきました。
けっこう山深いところにあって、行く途中には川やダムがあったりします。
ダム

川

そんでもって沼沢湖に到着。
なかなか静かでいいところです。
まだ雪も残っていていい感じです。
ただ虫が多かった。
なんの虫か知りませんが蚊のような形をした虫がウジャウジャいて、その点は不快でした。
蚊ではないので刺されはしませんが、かなりウザかったです。
沼沢湖

湖畔にあった像。
誰?
沼沢湖

は~。
けっこう癒されるかも。
沼沢湖

しばら景色を眺めたあと、湖のほとりにあるという沼御前神社を探しました。
まだ雪が残っていて足場を確認しながらボチボチ進みました。
沼沢湖

湖の周囲を歩いていたら上に登る階段を発見しました。
これがどうやら沼御前神社へ続く階段のようだと思って登っていったらドンピシャリでした。
沼御前神社への階段

ありました沼御前神社。
静かなところです。
冬は雪に埋もれて来れない場所だと思います。
沼御前神社

社殿の前にはまだ雪が。
沼御前神社

境内にあった由来書きには次のようにありました。
<<沼御前神社の由来>>
湖の主は十数メートルにも及ぶ雌の大蛇で時折村人に危害を加えていた。これを聞いた黒川(若松)の城主佐原十郎義連は大勢の家来をつれてこの地を訪れ、大蛇を退治した。大蛇の首は湖畔に埋めたが大蛇の霊を弔うためその高台に沼御前さまとして神に祀ったと伝えられる。800年近い昔の話である。
以来、大蛇の霊は美女に姿を変え神社の前面下方断崖の深い棚状の所で終日機織りをしているといわれ明治、大正期には機織りの神様として織女の参拝が多かった。祭神には浜姫命の名が奉られ湖は天平勝宝2年6月19日一夜で出来たという伝説にちなみ、江戸時代から旧6月19日を、沼御前神社の祭礼日としている。
ちょっと怖い伝説ですね。
でもなかなかいいところでしたよ。