名称天社土御門神道本庁(てんしゃつちみかどしんとうほんちょう)
住所福井県大飯郡おおい町名田庄納田終129‐9
タイプ教団本部
参考リンク天社土御門神道本庁・東京支教会HP

ご利益

  • 秘祭「星祭」が毎年行われている。星が森羅万象の動きをコントロールしているという陰陽道の思想に基づき、星を祀って一年の厄除け・無病息災を祈る。
  • 寿命延長、病気平癒、除災招福のために行われた陰陽道最高の祭事が泰山府君祭(たいざんふくんさい)。泰山府君は陰陽道の主神。祈願次第では延命や不老長生も可能という。泰山府君の祭祀を司ったのが安倍家(土御門家)。
  • 泰山府君祭をよりグレードアップした祭が天曺地府祭(てんちゅうちふさい)。土御門家が独占的に行っていた天皇家の最重要祭典。天皇にかかわる災厄の一切を祓い、延命長寿をことほぐ祭祀。
  • 参考文献:『図説 日本呪術全書』 豊島泰国 原書房

  • 陰陽道は国家的な祭祀を行う陰陽寮で用いられた呪術。陰陽寮は奈良時代にはすでに設置されていた。
  • 陰陽道は平安期以降、加茂家と安倍家が両翼をなし、それぞれ暦道と天文道を司った。
  • 室町時代、安倍家は土御門家を称し、幕府に重用された。
  • 1488年、土御門家は応仁の乱から逃れるために所領地の名田庄(なたしょう)へと移った。
  • 名田庄に移ってからの安倍家には災難が続いた。まず月蝕の予測を失敗。1595年には豊臣秀次が処刑された事件に連座して流罪になる。豊臣秀吉の命令で陰陽道に関する貴重な資料や施設が破壊された。
  • 江戸時代、土御門家は徳川家の庇護を受け復活した。
  • 明治期、神道は国家の下に統一され、陰陽道は役割を失う。
  • 第二次大戦後、名田庄の地に天社土御門神道本庁が発足。
  • 参考文献:『[図説]日本の魔界地図』 志村有弘監修 PHP研究所

  • 陰陽道の本拠地。
  • 安倍晴明の子孫である土御門家が応仁の乱を逃れてたどり着いたのがここ旧・名田庄村だといわれる。
  • 儀式の場である天壇には北に黒、南に赤、東に青、西に白の鳥居があり、大地のエネルギーが充満している。北側の黒の鳥居の向こうにある石から霊脈が湧き出ている。この石に触るとよいが敏感な人は手をかざすだけにするとよい。自分の吉方位から天壇に上がればパワー倍増。踊るのもよい。鬼門には立たないように(鬼門が吉方位の人を除く)。
  • クリエイティブな右脳系職業の人におすすめのスポット。
  • 参考文献:『開運風水!最強パワースポット入門』 龍山白虎 高橋書店