名称 | 両面窟 |
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住所 | 岐阜県高山市丹生川町日面 |
タイプ | 洞窟 |
参考リンク | 飛騨大鍾乳洞HP |
ご利益
- 以下、両面宿儺(りょうめんすくな)について。
- 『日本書紀』によると、第16代仁徳天皇の時代、飛騨に出現。身の丈1丈(約3メートル)、2つの顔、4つの手足。天皇、難波根子武振熊(なにわのねこたけふるくま)を派遣して討伐。
- 地元の伝説では愛される存在。
- この地方のリーダーの象徴。
- 「儺」には「鬼」という意味がある。各地の鬼退治伝承等は、大和朝廷と、その支配に服さない地方政権との戦いの証拠。両面宿儺伝説もそれ。
参考文献:『日本の謎と不思議大全 東日本編』 人文社
- 両面宿儺(りょうめんすくな)が出現した。
- 両面窟は飛騨大鍾乳洞がある山の上の切り立った岩壁の山腹にある。
- 両面宿儺は『日本書紀』に登場する妖怪。皇命に従わないので朝廷は武振熊(たけふるくま)を遣わして殺した。
- 千光寺(高山市)の縁起だと、両面宿儺は救世観音の化身。仏教と天皇を守るために出現。官軍の将・雄仁を位山に招いて仁徳天皇のために即位の大事を伝授。千光寺に円空作の両面宿儺像がある。
参考文献:『日本「異界」発見』 内藤正敏 JTB