名称 | 人穴浅間神社 |
---|---|
住所 | 静岡県富士宮市人穴 |
タイプ | 神社 |
参考リンク |
ご利益
- 長谷川角行、役小角より富士山で大行を積めば神力が現れるというお告げを受け、人穴に籠り苦行。富士浅間大神の啓示が下り悟りを開いた。
- 1620年、江戸で疫病流行。角行、まじないで病魔を祓う。
- 角行、当地で106歳で没。
参考文献:『神道に秘められた日本史の謎』 三橋健監修 洋泉社
- 富士講開祖・長谷川角行の修行地、死亡地。
- 近くに白光真宏会の「富士聖地」がある。ピースポールがたくさん立っている。
参考文献:『ムー』433号 学研
- 入口の鳥居は、入る時にはくぐらず、出る時にはくぐらなければならない。ルールを守らないと、霊を持ち帰る、事故にあう等の噂がある。
- 人穴は東日本大震災以降、崩壊の危険があるので立入禁止。
参考文献:『ホラースポット探訪ナビ』 吉田悠軌 学研パブリッシング
- 富士講開祖・角行がここで修行をして仙元大菩薩の霊験を授かった。
- 『吾妻鏡』によると、建仁3年(1203)、源頼家が富士の巻狩りに出かけた際、新田忠常に人穴を調査させた。洞窟の奥には激浪逆巻く大河があり、浅間大菩薩が顕現して奇跡が起こった。
参考文献:『体感パワースポット』 出口衆太郎 BABジャパン
- 冨士信仰には登拝してご来光を拝むのとは別に、洞穴信仰と呼ぶべきような信仰もある。冨士山麓には溶岩トンネルの洞窟が100以上あり、特に長さが90メートルにも及ぶ人穴は古くから聖地とみなされてきた。
- 江戸時代に組織された富士講の開祖角行は人穴で修行した。穴の内部に角木をさし、その上に立ったまま修行したので角行と名づけられた。
- 仁田四郎忠常が主従4人で人穴に入ったが仁田1人しか帰ることができなかったと『吾妻鏡』にある。
- 洞窟内に白衣白髪の浅間大菩薩がいた、十二単で機を織る女性がいた、地獄と極楽の両方を見た、などの話もある。
参考文献:『[図説]日本の魔界地図』 志村有弘監修 PHP研究所
- 鎌倉幕府二代将軍・源頼家が家臣の新田忠常に命じて人穴を調査させたと『吾妻鏡』にある。忠常は5人の郎党を率いて洞窟に入っていった。しばらくして地底の川に出た。川向こうに何かいるようなので松明の火をかかげたら、郎党のうち4人が急死した。
参考文献:『日本魔界探検』 火坂雅志 廣済堂出版
- この神社の境内に「人穴(ひとあな)」という溶岩洞穴がある。長さは83メートルほど。
- 人穴は古くから地獄の入口と恐れられた。
- 人穴は江の島(神奈川県)につながっているという話がある。
- 『吾妻鏡』に、ある武士が家来を引き連れ人穴に探索に入った話が載っている。家来4人が謎の死を遂げ、みずからも命からがら逃げ出したという。
- 江戸時代に流行した富士講の聖地。富士講の開祖は人穴で修行した角行(かくぎょう)という人。
- 地元では心霊スポットとして有名。鳥居をくぐると呪われる、人穴に入ると気がふれる、などの噂がある。
参考文献:『日本の聖地99の謎』 歴史ミステリー研究会編 彩図社