名称貴船神社(きふねじんじゃ)
住所京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
タイプ神社
参考リンク貴船神社HP

ご利益

  • 雨乞い。
  • 「貴船」は古くは「気生嶺(根)」等と書いた。明治4年の太政官通達で「貴船」に。
  • 万物のエネルギー「気」が生ずる根本。元気がよみがえる。
  • 徳川家光、疱瘡平癒を祈願。全快御礼に春日局代参。
  • 参考文献:『京都奈良「駅名」の謎』 谷川彰英 祥伝社

  • 以下、一般的神社参拝のコツ。
  • 参拝は丑の刻が一番よい。
  • 手水や二礼二拍手一礼はやらない方がよい。
  • お賽銭は小銭を音をたてて入れるとよい。お礼参りの時はお札がよい。
  • 参考文献:『ムー』446号 学研

  • 本宮→奥宮→中宮の順で参拝すると龍神の働きを感じやすくなる。
  • 参考文献:『ムー』447号 学研

  • 本宮にタカオカミノカミを祀る。イザナキがカグツチを斬殺した際、剣についた血から生まれた。水の神。雨乞い。むかしは雨を願う時は黒馬を、晴れを願う時は白馬を奉納していた。
  • 結社に磐長姫命(いわながひめのみこと)を祀る。和泉式部、夫の藤原保昌との不仲解消。
  • 奥宮にタカオカミノカミ、クラオカミノカミ、玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀る。丑の刻参りゆかりの地。貴船大神が丑の年の丑の月の丑の日に降臨したので丑の刻に参拝すると一層願いが叶うといわれていたが、いつのまにか呪詛になった。
  • 「貴船」は水が濁らないようにという願いから「きぶね」ではなく「きふね」という。
  • 参考文献:『縁切り神社でスッキリ!しあわせ結び』 上大岡トメほか著 平藤喜久子監修 WAVE出版

  • 自分強化。
  • 他人の意見に左右されず突き進める。
  • プレッシャーや心の迷いを祓う。
  • 今までやってきた事に自信が持てる。
  • 元気になる。
  • 自分の本当の願いがわかる。
  • 参考文献:『「カルラ舞う!」式開運巡礼』 永久保貴一著、ほしの監修 秋田書店

  • 悪い気を流し清める。
  • 天気が悪いほどご利益がある。
  • 午前中にお参りするとよい。
  • 船形石がある。玉依姫がこの地に来る時に乗った黄船を石で囲んだものという。UFO説もある。
  • 水に浮かべるおみくじを引くとよい。
  • 参考文献:『神社でヒーリング』 比企理恵 実業之日本社

  • 御祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)、闇龗神(くらおかみのかみ)。水の神。龍神。
  • 和泉式部が夫と復縁。
  • 縁結び。
  • 本宮→奥宮→中宮(結社)の順で参拝するとよい。
  • 思いの浄化。
  • 生命力アップ。
  • ヘアケア。
  • 参考文献:『開運!最上のご利益がある神社』 辰宮太一 KKベストセラーズ

  • 本社に高龗神(たかおかみのかみ)、奥宮に闇龗神(くらおかみのかみ)を祀る。社伝によると同一神。雨乞い。
  • 中宮に盤長姫命(いわながひめのみこと)を祀る。縁結び。
  • 本宮→奥宮→結社の順に参拝するとよい。
  • 和泉式部が夫の愛を取り戻した。
  • 「水占(みずうら)みくじ」がおすすめ。
  • 「丑の刻参り」は貴船明神が「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」に降臨したことにちなみ、丑の刻に参拝すると心願成就するというものだった。橋姫の話の影響で呪詛する行為になった。
  • 参考文献:『全国・最強ご利益パワースポット巡り』 金谷俊一郎 宝島社

  • 丑の刻参りは、貴船神社の神が「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」に貴船山に降臨したことに由来する。
  • 参考文献:『神社仏閣に隠された日本史の謎と闇』 中見利男 宝島社

  • 魂を癒す。
  • 参考文献:『開運!日本のパワースポット案内』 一個人編集部編 KKベストセラーズ

  • 縁結び。
  • 縁切り。
  • 「貴船」は古くは「気生嶺」「気生根」とも書いた。気の生ずる根源という意味。風水パワーに満ちた場所。
  • 奥社の本殿の下は巨大な龍穴になっているという伝説がある。大工が誤ってノミを落としたら、強風が吹きノミを空中に吹き上げたという話がある。
  • 貴船神社本殿から少し離れた高台に結社(ゆいのやしろ)がある。御祭神はイワナガヒメ。和泉式部が恋愛祈願を行った場所。式部が夫との復縁を願い歌を詠んだら返歌が聞こえた。
  • 参考文献:『温泉風水』 角川いつか、阿部慎也 光文社

  • 平安時代の歌人・紫式部が、夫との仲がうまくいかなくなった際に参拝し歌で祈願したところ、社殿の中から彼女を慰める歌が聞こえた。その後、夫婦仲がよくなった。
  • 参考文献:『ご利益別ピンポイント神社』 マガジンハウス編 マガジンハウス

  • 丑の刻参りで有名。
  • 以下、丑の刻参りのやり方を簡単に説明。
  • 丑の刻参りは7日間の日程で行うのが通例。
  • 藁人形、五寸釘、鉄槌を準備。
  • 白衣と神鏡を身に着ける。女性は櫛を口にくわえる。
  • 五徳を逆さに立て、3本のローソクを灯して頭にかぶる。
  • 丑満つ時(午前2時~3時のあいだ)に神社に参じ、藁人形を神木や鳥居などに打ちつける。
  • 人に見られないように注意する。
  • 参考文献:『図説 日本呪術全書』 豊島泰国 原書房

  • 恋愛運アップ。
  • 金運アップ。
  • 午前中に訪れるとよい。
  • 貴船神社は本宮、中宮(結社)、奥宮の三社からなる。
  • 本宮と奥宮がパワーが強い。
  • 本宮の石垣から流れる御神水は一度も枯れたことがないといわれる。
  • 奥宮には神の気がある。
  • 参考文献:『李家幽竹と行く 幸せパワースポット』 李家幽竹 ダイヤモンド社

  • 1055年に起きた洪水で旧本殿は破損したが、そこは現在、貴船神社奥宮となっている。奥宮の床下に霊泉(吹井)が隠されている。この霊泉を目にした者は死ぬといわれ、霊泉に誤ってノミを落とした大工が変死したという話がある。この霊泉は社殿が建立される以前から存在し、貴船神社の原型である。
  • 貴船神社奥宮付近で「丑の刻参り」が行われた。
  • 貴船神社の呪詛信仰をもとにして室町時代後期に作られた能の謡曲「鉄輪(かなわ)」に登場する丑の刻参りをした女性が住んでいたといわれる場所(下京区堺町通り松原下ル鍛治屋町)に「鉄輪井戸」というのがある。この井戸の水には縁切りの魔力があるといわれる。縁を切りたい相手に飲ませると別れることができるという。
  • 参考文献:『日本魔界ゾーン―京都・鎌倉』 吉田憲右著、三木孝祐監修 泉書房

  • 主祭神はタカオカミ。イザナキがカグツチを斬った時に生まれた水の神。
  • 玉依姫(たまよりひめ)が黄色く輝く船に乗り淀川を遡ってこの地までやって来て、清らかな泉の霊界を見つけて祠を建て「黄船の宮」とした。奥の院の前にある「船形石」の中にその黄色い船が隠されているという。
  • 本殿の下に龍穴がある。むかし、大工がこの穴に誤ってノミを落としたところ、穴からノミが吹き上げられてきた。
  • 奥の院は「丑の刻参り」が行われた場所。今も新しい釘の跡があり、丑の刻参りをやっている人がいるらしいが、藁人形は見つけ次第撤去される。
  • 和泉式部が歌を詠んだら貴船の神が返事をした。
  • 参考文献:『[図説]日本の魔界地図』 志村有弘監修 PHP研究所

  • 古くから水の神様として信仰を集めている。
  • 縁結びのご利益がある。
  • 「丑(うし)の刻(こく)参り」の儀式が行われた神社。丑の刻参りとは、丑の刻(午前1時~3時頃)に憎い相手に見立てた藁人形をご神木に五寸釘で打ちつける呪いの儀式。儀式は奥宮周辺で行われた。今も木に釘のあとが残っている。
  • 丑の刻参りは、宇治の橋姫(はしひめ)の伝説にルーツがある。それがのちに能の『鉄輪(かなわ)』という演目に発展した。
  • 丑の刻参りを目撃した者は、呪いをかけている人物に殺されるという話がある。
  • 参考文献:『日本の聖地99の謎』 歴史ミステリー研究会編 彩図社

  • 貴船山を祖山とするパワースポット。鞍馬山の影響も受けている。山の生気が貴船川に溶け込み強力な水の気が流れ込むパワースポットになっている。竜王岳が気を食い止めている。
  • 貴船川沿いにパワーが流れている。
  • 恋愛運、愛情運アップ。
  • 金運アップ。
  • 本宮にある「水占おみくじ」を引くとよい。愛情の運気をより強く受け取れる。吉凶よりも水から言霊をいただくことが大事。
  • 奥宮には強い神気がある。厳粛な気持ちでゆっくりと参拝するとよい。
  • 男女でお参りすると陰陽のバランスが崩れる。カップルで参拝する際は別々に鳥居をくぐった方がよい。
  • 参考文献:『李家幽竹 最強龍穴パワースポット』 李家幽竹 山と渓谷社

  • 平安時代の歌人・和泉式部が夫の心変わりに悩んで参拝し復縁を果たしたという。
  • 昔から縁結びにご利益があるとされる神社。
  • 鴨川の水源地であり水の神様(タカオカミノカミ)が祀られている。
  • 「結び文」が人気。本宮で授与されている結び文(1枚200円)に願い事を書き「結び所」に結びつければ良縁に恵まれる。
  • 結社(中宮)には磐長姫命が祀られている。嫁入りできなかった磐長姫命が世の人の良縁を手助けしようとこの地にとどまり縁結びの神になった。
  • 参考文献:『風水パワースポットBOOK』 内川あ也 新星出版社

  • 貴船神社の奥宮に船の形に石組みされている「舟形石」というのがある。この舟形石によって奥宮の力が守られている。
  • 奥宮の下には穴があり水が溜まっているといわれている。
  • 参考文献:『みるみる運命を変える!「タオ」のパワースポット45』 御堂龍児 講談社

  • 貴船神社の奥宮境内には玉依姫命が乗ってきた黄船を石で覆ったとされる「舟形石」がある。また本殿の下には玉依姫命が発見した龍穴があるといわれているが、絶対に見てはならないとされている。見ると死ぬ。現在の本殿が建立されたのは1863年だが、その建立の際に大工がうっかり龍穴を見てしまい、その大工は間もなく亡くなってしまったという。
  • 丑の刻参り発祥の地としても有名。
  • 参考文献:『本当は怖いパワースポット』 宝島社

  • 貴船神社だけがパワースポットではなく、周辺の山や川もすべていい気に包まれているので、空気や木、土の匂いなどを体全体で感じるとよい。
  • 夫婦円満、復活愛、縁結びに御利益がある。
  • 奥宮の末社の脇に「連理の杉」という杉と楓が一つになっている珍しいご神木がある。夫婦和合の象徴とされる。手で触れてパワーをいただくとよい。
  • 奥宮の本殿下には龍穴があるといわれている。
  • 水に浸すと白紙に文字が浮かび上がる「水占みくじ」というがあるので是非やってみるとよい。
  • 参考文献:『島田秀平と行く! 全国開運パワースポットガイド決定版!!』 島田秀平 講談社

  • 女性的なパワーがある。
  • 貴船神社の縁結びの功徳は水の力を象徴したもの。
  • 社殿前の石垣から湧出る水をいただくとよい。
  • 奥宮が一番パワーが集中している。
  • 参考文献:『超能力者 清田益章が選ぶ本物のパワースポット』 清田益章 学習研究社

  • 日本屈指の霊水がある。ここの霊水は魂を強力に癒してくれる。とくに深い信仰心を持っている人には格別の神徳を与えてくれる。
  • 魂が若返り魅力的な人間になる。
  • 社務所で霊水を入れることができる水筒をわけてくれる。
  • 3月~12月に訪れると良い。10月も良い。
  • 日没時に訪れると良い。
  • 参考文献:『日本全国このパワースポットがすごい!』 若月佑輝郎 PHP研究所

貴船神社へ行ってきました

貴船神社にやってまいりました。
私のリサーチによると、「午前中に訪れるとよい」という人もいれば「日没時に訪れるとよい」という人もいるんですが、けっこう山深い場所ですし、暗くなると怖そうなので午前中に訪れました。
それにここは丑の刻参りの地という情報もありますからね。
丑の刻参り希望者の方と鉢合わせしたらヤバそうですから、明るいうちに参拝した方が無難でしょう。
貴船神社


参道の階段の脇に並ぶ灯籠が素敵です。
階段


本宮に到着。
新しくてきれいな社殿です。
御祭神は高龗神(たかおかみのかみ)だそうです。
貴船神社本宮


社殿の前にあった水。
本に書いてあった「石垣から流れる水」というのはこれのことでしょうか。
水


本宮を後にし結社(ゆいのやしろ)に向かいます。
川沿いを歩いていると川床が設けられていたりします。
風流ですね。
川床


結社に到着。
本宮と奥宮の中間にあるので中宮とも呼ばれるそうです。
結社
こちらの御祭神は、磐長姫命(いわながひめのみこと)で、縁結びのご利益があるそうです。
瓊々杵命(ににぎのみこと)に振られてしまったお方なんですけど縁結びのご利益があるんですね。
結社


和泉式部の歌碑がありました。
和泉式部歌碑
平安時代の歌人・和泉式部は、夫婦仲がうまくいかなくなって貴船神社に参拝し、次のような歌を詠んで祈願したそうです。
「ものおもへば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる」
そうしたら社殿から次のような返歌が聞こえてきたのだとか。
「おく山にたぎりて落つる滝つ瀬の玉ちるばかりものな思ひそ」
そんなに深く考えるなよ、という励ましの歌だそうです。
ちなみに返歌は男の声で聞こえてきたらしいです。


船の形をした岩が置いてありました。
貴船の山奥で出土したものらしいです。
磐船


結社から奥社に行く途中にあった御神木「相生(あいおい)の杉」です。
1つの根から2本の杉が生えてます。
樹齢1000年だそうな。
相生の杉


奥宮到着。
奥宮


連理の杉を発見。
杉と楓が合体した非常に珍しいものだそうです。
貞明皇后がご参拝の折に賞賛されたそうな。
連理の杉


こちらは御船形石。
ただの石垣にしか見えませんけど、この石垣の中に玉依姫の黄船が覆い隠されているんだとか。
どんな船なんでしょうかね?
こんな山の中まで突撃してくる船ですから強力なエンジンを搭載していたのかもしれません。
御船形石


こちら奥宮の社殿です。
奥宮 社殿
この下に龍穴があるとか。
そばにあった説明板には次のように書いてありました。
本殿下には巨大な龍穴があり、文久年間(1861~1863)の本殿修理の際、大工があやまってノミをこの中へ落としたところ、一天にわかにかき曇り、突風が起こり、ノミを空中へ吹き上げたという。
龍穴というのは、風が吹いてくる穴なんでしょうかね?
見ると死ぬなんていう話もあるんですけど。

まあ、何はともあれ、貴船神社、なかなかいいところでした。