名称宇治上神社(うじがみじんじゃ)
住所京都府宇治市宇治山田
タイプ神社
参考リンク

ご利益

  • 世界文化遺産に登録されている神社。
  • 祭神は菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)、応神天皇、仁徳天皇。
  • 境内でしばらく過ごせば、心に落ち着きと安らぎが広がっていく。
  • 日々忙しく過ごしていて、ゆとりのない人は訪れれるとよい。
  • 参考文献:『パワースポットニッポン』 ヴォイス編集部編 ヴォイス

宇治上神社へ行ってきました

「宇治上神社へ行ってきました」と言っておきながら、実は行けてません。
「宇治神社」を「宇治上神社」だと思い込んでいたので、宇治神社には参拝しましたが宇治上神社には参拝しませんでした。
というわけで、以下は宇治神社参拝記です。


とりあえず、宇治川を眺めながらブラブラと神社の方へ行きました。
なかなか気持ちいいところです。
宇治川


神社発見。
ここは「宇治上神社」ではないんですけど、明治維新までは宇治上神社と宇治神社は二社一体だったらしいですから、まったく無関係というわけではないようです。
セットでお参りすると一番いいのかもしれません。
宇治神社



手水舎の水が出るところが龍じゃなくて兎です。
なんでもこの神社の御祭神が道に迷った時に、先導したのが兎なんだとか。
手水舎


こちらが社殿。
御祭神は第15代応神天皇の皇子の菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)だそうです。
聡明な方だったそうで、学業成就などの御利益があるそうな。
他には安産や方位除の神としても信仰されているとか。
宇治神社
当社の起こりについて由緒書には次のように書いてありました。
宇治橋の上流宇治川の右岸、この辺りは第15代応神天皇の離宮跡(桐原日桁宮)でもあり、皇子の菟道稚郎子命の宮居跡と伝えられており、命の薨御後に、御神霊をこの地にお祀りしたのが、当神社の始まりである。
応神天皇は命を皇嗣と定めておられ、兄宮である大鶴鷯命(後の仁徳天皇)を太子の輔導にあてられた。これは、我が国の古代の慣例であり、なるべく若い者に嗣がせた方が一代の活躍期間が長く、国の繁栄が期待できるとされていたのである。ところが命は、阿直岐や王仁などを師に迎え典籍に通じておられ皇位継承については長男相続説を守っておられたため応神天皇崩御後に、兄宮に皇位に就かれるよう勧められたのである。しかし、大鶴鷯命は日本的な思想の方で、これを固辞されたことにより、お二人の皇位の譲り合いが三年程続いた。命は宮居をこの菟道(宇治)に移され、皇位を早く定めて天下の煩いを除くために自害せられ、兄宮に譲られたのである。
兄を皇位に就かせるために自分は自害するなんて泣ける話ですね。


宇治神社からちょっと離れたところにある菟道稚郎子命のお墓にも参拝しておきました。
墓