名称六道珍皇寺
住所京都府京都市東山区小松町595
タイプ
参考リンク六道珍皇寺HP

ご利益

  • 冥界へと旅立った死者の魂を迎え入れる合図「迎え鐘」が鳴らされる場所。
  • 珍皇寺の前を通る松原通(旧五条通)は京都の葬送の地だった。この通りを数え切れないほどの遺体が通過した。
  • 閻魔庁第三の瞑官として閻魔大王に仕えたといわれる小野篁が、冥界へ下りるために使っていたという井戸が境内にある。
  • 小野篁が冥界から現世に戻るために使っていたとされる井戸が嵯峨野にあった福生寺に存在していたが、すでに廃寺となっており、井戸は取り壊されてしまっている。かつて福生寺に保管されていた地蔵像や小野篁像は、近くの薬師寺という寺の本堂に安置されている。
  • 参考文献:『日本魔界ゾーン―京都・鎌倉』 吉田憲右著、三木孝祐監修 泉書房

  • 本堂の裏庭に井戸がある。小野篁(おののたかむら)がこの井戸を通って冥界に通ったという伝説がある。
  • 小野篁は昼は朝廷に仕え、夜は閻魔庁に仕えたといわれる。
  • 右京区の奥嵯峨にあった福生寺の井戸は冥界からの出口とされ、冥界に行った小野篁が朝にここから戻ってきたという。福生寺は明治初期に廃寺となり井戸ももうない。
  • 参考文献:『[図説]日本の魔界地図』 志村有弘監修 PHP研究所