名称比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)
住所滋賀県大津市坂本本町4220
タイプ
参考リンク比叡山延暦寺HP

ご利益

  • 織田信長は辰張(しんちょう)の生まれ変わり。辰張は比叡山の昔の持主。10年の約束で寺側に貸したが、期限が過ぎても返してもらえず憤死。信長に生まれ変わって焼討ちして仕返し。
  • 百済寺(愛知郡愛東町)では信長に焼討ちされたされた日に彼を呪う行事を行っている。
  • 参考文献:『日本の伝説10 近畿』 日本伝説拾遺会監修 教育図書

  • 法然、親鸞、栄西、道元、一遍、日蓮などを輩出。
  • 比叡山四大魔所がある。「狩籠の丘」「天梯権現祠」「元三大師御廟」「慈忍和尚廟」。
  • 以下の伝説がある。
  • 女人禁制時代、思いを残して亡くなった女性達が船で参拝。
  • 地獄に落ちたなすび色の顔の老婆の霊が出る。
  • 西塔の赤池に棲んでいた大蛇を高僧が壺に封印。
  • 横川中堂の広場でお盆の深夜、六道の住人が集まり盆行事。
  • 以上。
  • 根本中堂がおすすめ。最澄が草庵を結んだ場所。最澄作の薬師如来像が本尊。不滅の法灯がある。
  • 参考文献:『眠れないほど面白い日本の「聖地」』 並木伸一郎 三笠書房

  • 根本中堂で瞑想するとよい。
  • 参考文献:『パワースポットの歩き方 スペシャリストに聞く聖地のヒミツ』 伊藤三巳華ほか 朝日新聞出版

  • 平安京の鬼門に延暦寺が建てられたというのは誤り。788年の長岡京の時代に創建されている。長岡京を守るため。
  • 桓武天皇は逢坂から夷が侵入してくるのを恐れた。延暦寺は逢坂を見張るためのもの。
  • 織田信長が比叡山を焼き討ちしたのは、京への入口である逢坂を見下ろすように存在する比叡山とそこにいる僧兵が恐かったから。
  • 参考文献:『日本史の謎は「地形」で解ける』 竹村公太郎 PHP研究所

  • 以下、摩多羅神(またらじん)について。
  • 歌舞、芸能の神。
  • 比叡山、多武峰(とうのみね)、日光山、毛越寺などの天台系寺院の常行三昧堂に秘仏として祀られ、念仏の守護神とされる。行者の妨げとなる魔物を退散させるため「天狗怖(おど)し」の行法が行われた。
  • 障礙神。摩訶迦羅天(まかからてん、マハーカーラ、大黒天)であり、荼吉尼天(だきにてん)でもあるとされる。スサノオとも習合した。
  • 玄旨帰命壇(げんしきみょうだん)の儀式の壇場に本尊として祀られた。
  • 参考文献:『日本のまつろわぬ神々』 新人物往来社編 新人物往来社

  • 織田信長による比叡山焼き討ちの隠された目的は京都の風水の破壊。北から東へ流れる龍脈の切断。変化をつかさどる方位である鬼門の弱体化。
  • 参考文献:『「風水」で読み解く日本史の謎』 李家幽竹 PHP研究所

  • 788年、最澄が開いた比叡山寺が起源。
  • 第3世座主円仁の頃、叡山による円仁派(山門派)と園城寺(三井寺)を別院とした円珍派(寺門派)が対立抗争するようになった。両者の僧兵はしばしば戦いを繰り広げた。三井寺は23回も焼き討ちにあった。
  • 966年、慈恵大師良源が天台座主のとき僧兵をおいた。僧兵は不満があると日吉大社の神輿をかついで洛北へくりだし強訴におよんだ。
  • 元亀2年、織田信長が比叡山を焼き討ち。三千数百人の僧俗男女を虐殺。
  • 参考文献:『日本の秘地・魔界と聖域』 小松和彦、荒俣宏、他 KKベストセラーズ

  • 平安時代後期には武装集団(僧兵)の住処と化していた。近江周辺の荘園を支配し一種の独立国のような存在だった。僧兵は不満があると集団で朝廷や幕府に押しかけ圧力をかけたり、他宗派と武力衝突を起こしたりした。
  • 織田信長が京都周辺を制圧した頃、僧兵の数は4000人にも膨れ上がっていた。
  • 1571年、織田信長が焼き討ちして3000にも及んだ寺院はすべて焼け落ちた。
  • 参考文献:『日本の聖地99の謎』 歴史ミステリー研究会編 彩図社

  • 788年、最澄が勉学に勤しむために建てた一乗止観院という草庵が延暦寺の起源とされる。
  • 都(平安京)の北に位置することから北嶺(ほくれい)とも呼ばれた。
  • 根本中堂に御本尊の薬師如来像が納められている。この像は最澄自らが彫ったものとされる。秘仏になっている。
  • 円仁、円珍、法然、親鸞、栄西、道元、日蓮など多くの名僧を輩出したことで知られ、日本仏教の母山といわれる。
  • 多くの修行僧が厳しい修行をしており延暦寺には大きなエネルギーが蓄積されている。
  • 学問を究めたい人におすすめのパワースポット。
  • 集中力アップ。
  • 開運。
  • 参考文献:『早分かり!日本のパワースポット』 幸運社 大和書房

  • 天台宗の総本山。
  • 多くの名僧を輩出し「日本仏教の母山」といわれる。
  • 思考が冴える。
  • よい知恵が浮かぶ。
  • 自信が持てる。
  • 進むべき方向がひらめく。
  • 謙虚になれる。
  • 根本中堂は心を落ち着かせるパワーがある。
  • 参考文献:『幸せを呼び込むパワースポット』 暁玲華 集英社