パワースポット研究所

人気グループ「嵐」の聖地、大野神社にやってまいりました。
正直嵐にあまり関心はないんですが、どんなもんかと訪れてみました。
写真は楼門。
鎌倉時代初期頃のものだそうで、県内社寺の楼門中では最古の木造建造物らしいです。



とりあえず参拝。
こちらの神社の御祭神は菅原道真公だそうです。
でも由来書を読むと、この地にはもともと天之水分神（あめのみくまりのかみ）が鎮座していたみたいです。
今も境内末社として水分社（みくまりしゃ）があり、龍王山山頂にはご本神を祀ってあるとか。
寛平9年（897）に道真公が勅使として金勝寺に参向された時に当地に滞在したことや没後の天神信仰を受けて、天徳3年（959）に天之水分神の社の横に道真公を祀る社が創建されたとか伝えられているようです。
かなり歴史のある神社のようです。

わきの絵馬掛けに絵馬がいっぱい奉納されていましたけど、そのほとんどが嵐に関する祈願をしているものでしたね。
「嵐のライブに当選しますように」みたいな願いを込めた絵馬が大量にありました。
こちらの神社が嵐の聖地になったのは、神社や禰宜さんの名前が嵐のメンバーなどと共通することが多いのをファンがウェブ上で紹介したかららしいです。
ここだけでなく桜井神社（堺市）、二宮神社（神戸市）などの嵐メンバーの名前にちなむ各地の神社を巡る人もいるとか。
嵐ってすごい人気があるんだな～と感心してしまいました。


道真公を祀っている神社なのでやっぱり牛の像が置いてありました。
なでてきました。



三社殿も拝んできました。
出雲社ともいうみたいです。
御祭神は出雲大神、恵比寿大神、八幡大神だそうです。



十一面観音立像も拝んできました。
平安末期頃の作だそうです。
神仏習合時代、本地仏として祀られていたようです。
神主さんの屋敷内にあったために明治の廃仏毀釈の難を逃れることができとか。
脇仏として毘沙門天、不動明王も祀られています。