名称飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)
住所奈良県高市郡明日香村飛鳥707-1
タイプ神社
参考リンク飛鳥坐神社HP

ご利益

  • 「飛鳥」という地名は三輪山の山容から。橘寺の辺りから三輪山を見ると、大きな鳥がこっちに向かって飛んでくるように見える(三輪山=頭部、龍王山・巻向山=両翼)。
  • 参考文献:『京都奈良「駅名」の謎』 谷川彰英 祥伝社

  • 生命力強化。
  • 人と自分の境界線をなくすことができる。他人のことを自分の延長線上で考えることができるようになる。相手の話を聞けるようになる。
  • 密度が高く細やかないい気がある。
  • 「おんだ祭り」というのが行われる。性の営みをかなり露骨に表現した奇祭。
  • 参考文献:『「カルラ舞う!」式パワースポット巡礼』 永久保貴一著、ほしの監修 秋田書店

飛鳥坐神社へ行ってきました

明日香村にある飛鳥坐神社にやってまいりました。
飛鳥坐神社


階段をのぼっていくと、力石なるものがありました。
男は左手、女は右手で持ち上げると幸福をつかめるんだとか。
私も持ち上げてみました。
けっこう重かったです。
力石



こちらが社殿です。
御祭神は、八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)、飛鳥神奈備三日女神(あすかのかんなびみひめのかみ)、大物主神(おおものぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の4柱らしいです。
由来書によりますと、事代主神は、天地・宇宙に広がる御神徳が八重に積み重なっている神様で、家内安全、商売繁盛などなど、色々なご利益があるとか。
縁結びとか芸術運アップのご利益もあるらしいです。
私のリサーチでは、生命力強化や聞き上手になれるご利益もあるそうな。
飛鳥坐神社
由来書の内容を以下に記しておきます。
<<飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)>>
当神社の創建は定かではありませんが、古典によりますと、当社御祭神の事代主神は「大国主神の第一子で、国譲りの際信頼を受け、父神のご相談にのられました。その後、首渠神(ひとごのかみ)として八十万の神々を統率し高市に集まり、この天高市(飛鳥)に鎮まりました」とあります。また先代旧事本紀には「大己貴神(大国主神)は高津姫神を娶って一男一女を生み、その御子神である事代主神が高市社である甘南備飛鳥社に鎮座されている」と記載されています。なお高市とは「うてなの斎場(いつにわ)」と呼ばれ、「小高い所にあるまつりの庭」を意味するといわれています。
また、万葉集の中でも「飛鳥の神奈備」は人々の信仰も篤く「手向けの山」として数多く謳われています。
日本紀略によれば、天長6年(829)高市郡賀美郷にある神奈備山から、同郡同郷である、現在の地(鳥形山)に神託によって遷座されたことが記載されています。また、延喜式神名帳には「飛鳥社四座並びに名神大、月次、新嘗、相嘗」と記され、当時の神社の格付けの中で上位に置かれていたことが伺えます。
古代より、国・民の重要な守護神として、この飛鳥に鎮まる当社には氏子はなく、創始以来代々お護りしてきた神主家は、神主太比古命が崇神天皇おり「大神臣飛鳥値(おおみわのあそんあすかのあたい)」の氏姓を賜り、「飛鳥」の姓で今に至っております。初代は、天事代主神から数えて7世に当たることが「世系図」や「新撰氏姓録」に記され、現在の宮司は87代目に当たります。
かなり歴史のある神社みたいです。


境内には摂末社も色々ありましたので、それぞれ拝んでおきました。
写真はたしか「奥の社」だったかと思います。
奥の社


神社の近くに飛鳥寺というお寺があります。
蘇我馬子が建立したお寺らしいです。
日本史の授業で名前を聞いたことがあったような気がしたので、ちょっと寄ってみました。
中には入らなかったですけど。
飛鳥寺
わりと小さなお寺でした。
でも昔はもっと大きかったみたいです。


お寺の裏にいくと、なにやら塚がポツンと建っています。
これ、蘇我入鹿さんの首塚らしいです。
たしか大化の改新で中大兄皇子らにバッサリやられちゃった方ですよね・・・。
成仏してくださいますように。
蘇我入鹿の首塚