名称熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)
住所和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
タイプ神社
参考リンク熊野那智大社HP

ご利益

  • 以下、補陀洛渡海について。
  • 智定坊(下河辺六郎行秀)、補陀落山(観音菩薩が住む極楽浄土)渡海成功。帰ってきて補陀落山寺(那智勝浦町)建立。
  • 補陀落山寺では住職は皆開祖智定坊にならい補陀落山渡海しなければならなかった。やらないと追放。
  • 江戸時代、補陀落山寺住職金光坊、渡海を拒むも無理やり海に放り込まれる。その後、渡海強制は廃れていった。
  • 参考文献:『ふるさとの伝説7 寺社・祈願』 伊藤清司監修 ぎょうせい

  • 那智、妙法、烏帽子、大雲取付近の山岳部に謎の石積み遺構「猪垣(ししがき)」がある。総延長約60キロ。以下、建造目的の諸説。
  • 神武東征の際、地元の人が築いた防御線。
  • 神武軍の通路。
  • 他の豪族との境界線。
  • 徐福が万里の長城に倣って建造。
  • 参考文献:『日本ミステリー遺産』 オフィスJ.B編 双葉社

  • 神木がパワースポット。
  • 参考文献:『真説・歴史紀行 日本のパワースポットを往く』 宮崎正弘 海竜社

  • 以下、青岸渡寺について。
  • 西国三十三所第1番札所。順番が現在のようになったのは15世紀頃。平安時代には長谷寺(奈良)を1番としていた巡礼者もいた。
  • 青岸渡寺の寺号は明治の神仏分離以後。それ以前は如意輪堂と呼ばれ、那智権現社(那智大社)に属す。
  • 仁徳天皇の時代、インドからやって来た裸形上人が那智の大滝で感得した如意輪観音像を安置したのが始まり。
  • 以上。
  • 以下、西国三十三所について。
  • 和歌山県、奈良県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、岐阜県にまたがる三十三ヶ所の観音霊場。
  • 日本最古の巡礼道。
  • 徳道上人から始まるとされる。
  • 三十三霊場を巡拝すれば現世で犯した罪業が消滅し極楽往生。
  • 以上。
  • 参考文献:『究極 日本の聖地』 鎌田東二編著 中経出版

  • 以下、補陀洛渡海について。
  • 子午軸の呪術。
  • 時期は11月=子。
  • 那智の滝=子。
  • 熊野=南(女陰)=新生が期待できる地。
  • 11月は西・西北風の吹く時期だが東は常世なのでOK。
  • 参考文献:『日本古代呪術』 吉野裕子 大和書房

  • 熊野三山は、那智大社→本宮大社→速玉大社の順で参拝するとよい。
  • お祓い。
  • 行者能力アップ。
  • 滝を拝んでリフレッシュ。
  • 参考文献:『「カルラ舞う!」式開運巡礼』 永久保貴一著、ほしの監修 秋田書店

  • 御祭神は熊野夫須美神(くまのふすみのかみ)。伊邪那美尊の別名。
  • 健康運アップ。
  • 花山法王が那智御滝上流で山籠りし、御滝の神様から「九穴(くけつ)の貝」という不老不死の仙薬を賜り、それを滝つぼに沈めたという話がある。以来、滝つぼの水には不老長寿の霊験ありと言われるようになったという。
  • 裸形上人(らぎょうしょうにん)が那智の滝で観音菩薩を感得したという話がある。その話をもとに彫られた如意輪観音が青岸渡寺(せいがんとじ)に祀られている。
  • 参考文献:『開運!最上のご利益がある神社』 辰宮太一 KKベストセラーズ

  • 御祭神は熊野夫須美大神。伊弉冉(いざなみ)とされる。
  • 妙法山は死者の霊魂の集まる山中他界と信じられた。
  • 参考文献:『神社と神々―知れば知るほど』 井上順孝監修 実業之日本社

  • 神武天皇が那智の滝を見つけ、そこに社殿を創建したとされる。
  • 主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)。「夫須美」が「結」に通じることから、縁結びのご利益などがあるとされる。
  • 平重盛お手植えと伝わる楠がある。
  • 参考文献:『全国パワースポットPERFECT BOOK』 イースト・プレス

  • 今までの悪運を流せる。
  • 拝殿前がパワーが強い。
  • 展望台「大滝遠望」で景色を眺めることにより、那智大社で得たパワーを体にしっかり吸着できる。
  • 参考文献:『李家幽竹と行く 幸せパワースポット』 李家幽竹 ダイヤモンド社

  • 平安時代に書かれた『本朝法華験記』に、那智の妙法山で応照法師が焼身往生をとげたとある。妙法山阿弥陀寺の境内に「応照上人火生三昧跡」という名で焼身跡が残っている。
  • 熊野の補陀落山寺では、扉を釘づけにされた舟に乗って観音浄土を目指す「補陀落渡海」というのが行われた。『熊野年代記』によると、平安時代から江戸時代までの間に19回行われた。江戸時代に水葬に変化。金光坊という僧が渡海を嫌がり脱走したが殺害されてしまうという事件が起こり中止になった。
  • 明治時代、実利(じつかが)上人という行者が、那智の滝から飛び下りて捨身入定した。熊野での捨身は平安時代に書かれた『日本霊異記』にもみられる。
  • 参考文献:『日本の秘地・魔界と聖域』 小松和彦、荒俣宏、他 KKベストセラーズ

  • 「熊野」の名は死者の霊が籠る「隠国(こもりく)」「隠野(こもりの)」が由来といわれる。
  • 那智の妙法山には「亡者の熊野参り」という伝承がある。死んで間もない亡者の霊魂は、枕飯の炊ける間に枕元に手向けられた樒(しきみ)の一本花を持って熊野詣をするという。死者はその花で鐘をつく。誰もいないのに鐘が鳴ることが今もある。
  • 熊野は法華経行者の修行の山でもあった。自らに火を放って焼身自殺する「火定(かじょう)」という行があった。妙法山の納骨堂の近くに平安中期の僧応照上人の火定炉の跡といわれる四角い石組みがある。
  • 熊野では「補陀落渡海(ふだらくとかい)というのが行われた。わずかな食料を積んだ船に乗り補陀落(みなみの海の彼方にある浄土世界)を目指すというもの。船の外側から釘で密封して沖へ向かう死出の旅。平安時代から江戸時代にかけて20人がチャレンジ。
  • 参考文献:『[図説]日本の魔界地図』 志村有弘監修 PHP研究所

  • 御祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)。
  • 那智の滝がある。袋田の滝(茨城)、華厳の滝(栃木)とともに日本三大名瀑の1つに数えられる。那智の滝そのものが御神体として崇められている。
  • 神仏混淆の時代は観音信仰があった。
  • 心身の浄化。
  • 生命力アップ。
  • 参考文献:『早分かり!日本のパワースポット』 幸運社 大和書房

  • 熊野灘から上陸した神武天皇が那智山に光が輝くのを見て滝の存在を知り、これを神として祀ったとされる。神武天皇はその守護を受け、ヤタガラスの先導によって無事に大和国に入れた。
  • 那智の滝には龍神が宿っており、白く輝く浄化のご神気に溢れている。
  • 滝の周りには修験者の霊魂が集まっている。
  • 滝の周囲を囲む林も強力なパワースポット。
  • 滝に向かう参道の一ヶ所に凄まじいパワーが集まっている場所がある。
  • 参考文献:『江原啓之神紀行 1』 江原啓之 マガジンハウス

  • 修験道のパワーが漂う神社。
  • 恋や家庭のトラブルに立ち向かう気力が湧く。
  • 不屈の精神力を授かる。
  • 悪縁切り。
  • 那智の滝の前で悩みや厄を流してもらうイメージを描くとよい。
  • 浄めが済んだあとに女神が魂にパワーを注いでくれるのを感じたら参拝成功。
  • 参考文献:『幸せを呼び込むパワースポット』 暁玲華 集英社

  • 大雲取山を祖山とする。大塔山、峯山、烏帽子山、光ヶ峯などが砂となっている。大雲取山から生じた生気は烏帽子山を経て那智川沿いに流れてきている。那智大滝には周囲の山々の気が集まってきている。
  • 悪運をリセットできる。
  • 間違った方向に進んでいたのを修正できる。
  • 今までと違う自分になれる。
  • 生命力アップ。
  • 拝殿の前がパワーが強い。
  • 那智大滝に強いパワーがある。滝へ向かう道も強いパワーがある。リセットしたい出来事や変わりたい自分のイメージなどを思い浮かべながら滝を眺めるとよい。滝の前で写真を撮るとよい。
  • 参考文献:『李家幽竹 最強龍穴パワースポット』 李家幽竹 山と渓谷社