名称 | 久高島(くだかじま) |
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住所 | 沖縄県南城市知念 |
タイプ | 島 |
参考リンク | NPO法人久高島振興会HP |
ご利益
- アマミキヨ・シネリキヨが降り立った。
- 北のカベール岬に白馬に乗った神が来臨。
- 東の伊敷浜に五穀の入った壺が流れ着いた。
- 12年に1度午年にイザイホーが行われていたが、昭和53年(1978)以降途絶えている。
- ノロ、ツカサは単なるシャーマンではなく神として崇められていた。
参考文献:『究極 日本の聖地』 鎌田東二編著 中経出版
- イザイホウの主役・ナンチュ(30~41歳の女性)は易でいえば風。イザイホウは易の卦「水風井」の具象化。
- イザイホウが行われる同じ年、男の祭り「ナージキー」というのもある。ナージキーの主役の男性(15~26歳)は易でいえば水。ナージキーは易の卦「風水渙」の具象化。
参考文献:『易と日本の祭祀』 吉野裕子 人文書院
- 夜の久高島では大量のオーブが飛び交う。
参考文献:『ホラースポット探訪ナビ』 吉田悠軌 学研パブリッシング
- 島の周囲約8キロ。面積は1.38平方キロ、人口は200人くらい。
- 12年に1度午年に「イザイホー」という祭祀が行われていた。島の30歳~41歳までの女性が神女になるための儀礼。過疎化の進行により1978年を最後に途絶えている。
- 神の島と呼ばれる。琉球神話においては、東方の海の彼方のニライカナイより、女神アマミキヨと男神シネリキヨが久高島に来訪したとされる。アマミキヨは「琉球開闢(かいびゃく)七御嶽(うたき)」を作ったとされる。
- 琉球開闢七御嶽の1つ、クボー御嶽がある。フボー御嶽ともいう。クボーとはクバの木(ビロウ)のこと。立入禁止。
- 島の東北の端にある「はびゃーん」は、アマミキヨが降り立った場所で、竜宮神が鎮まる場所とされる。
参考文献:『聖地にはこんなに秘密がある』 島田裕巳 講談社
- 周囲わずか8キロの島。
- 昔から神の島とされてきた。
- 琉球神話によるとアマミキヨという神が最初に降り立った場所。
- 男性の立入が禁止されている場所も少なくない。
- 久高島生まれの30~41歳までの女性がノロ(巫女のようなもの)になるためのイザイホーという神事が伝わっている。12年に1度、午(うま)年に4日間に渡って行われる。島の女性はすべてノロになることが宿命づけられている。近年過疎化が進み新しくノロになる女性がいなくなってしまい、1978年を最後に神事は行われていない。
参考文献:『日本の聖地99の謎』 歴史ミステリー研究会編 彩図社
- フボー御嶽には神域の「守り」がいる。森の精霊みたいな、バリ島の神像みたいな感じ。
- フボー御嶽は龍道とつながるパワーが強い。ここで行なわれていたというイザイホーの儀式というのは、祖霊神を龍に乗っけていた儀式のようだ。
- アマミキヨが最初に降臨したとされるカベール岬(神谷原)は穏やかで気持ちのいい場所なので行ってみるとよい。
参考文献:『闇の検証 第四巻』 「HONKOWA」編集部編 朝日新聞出版