名称 | 早池峰山(はやちねさん) |
---|---|
住所 | 岩手県宮古市・遠野市・花巻市 |
タイプ | 山 |
参考リンク |
ご利益
- むかし早池峰山には修験道系の別当寺院があった。明治維新後は神道化され早池峰神社に変わった。
- 本尊は早池峰権現、本地は十一面観音。
参考文献:『図説 日本呪術全書』 豊島泰国 原書房
- 標高1917メートル。北上高地の最高峰。
- 修験道のエネルギー、天狗信仰のエネルギーが強く感じられる。
- 山頂に近づくほど岩が多くなり、木が少なくなる。岩は神のエネルギーを降ろすとされ、早池峰山全体が岩によって強いエネルギーを受けている。
- なだらかな山で、麓全体にエネルギーが広がっている。
- 早池峰神社は山の神社にありがちなビリビリした強いエネルギーではなく、穏やかなエネルギーが感じられる。
- 岩手山の男神に対して、早池峰は女神とされてきた。早池峰神社には水や滝を司る瀬織津姫が祀られている。瀬織津姫の浄化のエネルギーが感じられる。
- 精神的に修行したい時、自分を高めたいとき、見つめ直したい時に訪れるとよい。頭をカラッポにして登るとよい。
- 山頂には特別天然記念物に指定されている「ハヤチネウスユキソウ」が咲く(6月下旬~7月頃)。
- 本州で唯一アカエゾマツが自生している。
参考文献:『パワースポットニッポン』 ヴォイス編集部編 ヴォイス
- 岩手山を祖山とする。
- 騎龍穴をもつ。
- 木星の山で発展の気をもつ。
- ぜひ頂上まで行くとよい。
- 活力向上。
- 水に関係する職業の人におすすめ。
参考文献:『心を癒す風水パワースポット45』 御堂龍児 講談社
早池峰山へ行ってきました
岩手県にある早池峰山に行ってきました。
登山口に行く途中に早池峰神社を発見したので参拝してみました。
聞くところによると早池峰神社の里宮は早池峰山の麓に4つあるらしいですが、この神社もその1つなのでしょう。
鳥居をくぐってすぐの参道脇に不動明王様が祀られています。
参道脇には川も流れています。
朝の参道は清々しくて気持ちよいです。
岳妙泉寺(たけみょうせんじ)跡というのがありました。
神仏習合していた頃は、ここに妙泉寺という真言密教の寺院があったらしいです。
明治維新の廃仏毀釈の際に廃寺になってしまったそうですが。
門の前に1本の「しだれ桂」の木がありました。
この地が原産なのだそうな。
案内板にこのしだれ桂に関する伝説が書いてありました。
以下に内容を記しておきましょう。
こちらが早池峰神社の社殿です。
現在の社殿は慶長の頃に造られたものらしいです。
御祭神は瀬織津比売神です。
さて、神社参拝を終え、いよいよ早池峰山の登山口にやってまいりました。
頑張って登ります。
最初は川沿いを登っていくような感じでした。
川を横切るような所も。
そのうち岩ゴロゴロの道になってきます。
上を見上げるとゴツゴツした山頂らしきところが見えます。
道のりは遠く、ついでにすごく急峻な坂です。
「え?これを登るの?無理でしょ。」と正直思いました。
ロープが張られたとこなんかもあります。
ファイト一発ごっこができそうです。
後ろを振り返るとこんな感じ。
よく登ってきたものだ。
打石とかいう大岩です。
そんでもって山頂に到着です!
山頂には朱塗りのお社とかがありました。
ガスが発生してきて残念ながら眺望は得られませんでした。
登山口に行く途中に早池峰神社を発見したので参拝してみました。
聞くところによると早池峰神社の里宮は早池峰山の麓に4つあるらしいですが、この神社もその1つなのでしょう。
鳥居をくぐってすぐの参道脇に不動明王様が祀られています。
参道脇には川も流れています。
朝の参道は清々しくて気持ちよいです。
岳妙泉寺(たけみょうせんじ)跡というのがありました。
神仏習合していた頃は、ここに妙泉寺という真言密教の寺院があったらしいです。
明治維新の廃仏毀釈の際に廃寺になってしまったそうですが。
門の前に1本の「しだれ桂」の木がありました。
この地が原産なのだそうな。
案内板にこのしだれ桂に関する伝説が書いてありました。
以下に内容を記しておきましょう。
<<妙泉寺しだれ桂>>
岩手県には世界的にも例のない、枝葉の垂れ下がった「南部しだれ桂」という珍木がある。しだれ桂の大木は盛岡市などにあり、現在では3本が国の天然記念物に指定されている。このしだれ桂は、もともとは岳の妙泉寺の境内にただ1本生育していたものであったという。この妙泉寺のしだれ桂については、大変面白い伝説が残っている。
岳の妙泉寺では、お盆が近づくころになると、桂の緑葉を採って干し、粉末香にしてその年に使う分を作るのが習わしであった。
さて、いつものようにお盆も近づいて来たある日、和尚は寺の小僧に境内にある桂の枝を切るように言いつけた。ところが、この桂の大木は毎年毎年枝を切るので、手の届かないような高いところにしかなくなってしまっていた。小僧は梯子をかけて必死に枝を切ろうとしたが、どうしたはずみか足を滑らせて、枝を手にしたまま地面にドウとばかり落ちて気絶してしまった。
その時、気絶した小僧の枕上に、早池峰山の女神「世織津姫(せおりつひめ)」が現れて、
「お前はよく師匠の言いつけを守って、毎年この桂の枝を採っているが、このままでは下枝がなくなり、ついにはどんなに長い梯子をかけても及ばなくなるだろう。岳の水無沢の東、参道の所から二十歩ほどの岩のくぼみに、1本の枝のたれた桂を育てておいたから、それをもって来て寺の境内に植えて置くがよい」
と申されたのである。
小僧はふと目をさまして、あたりを見回したが誰もいない。不思議なこともあるものだと、その出来事を和尚に話すと、「それは誠に有難いことだ」といって大変喜んだ。和尚と小僧が明朝早く出掛けてみると、神様のお告げの場所に、お告げのとおりの枝のたれた桂が1本あった。2人はこれを寺の境内に移し替え、それからは毎年たくさんのお香を作ることができたという。
このしだれ桂は、それから二、三百年を経て実にみごとな大木となったが、寺の普請のために切られてしまった。しかし、その株から出た新梢は、各地の寺院などに分けられ、後に国の天然記念物に指定された南部しだれ桂の原木となったという。
岩手県には世界的にも例のない、枝葉の垂れ下がった「南部しだれ桂」という珍木がある。しだれ桂の大木は盛岡市などにあり、現在では3本が国の天然記念物に指定されている。このしだれ桂は、もともとは岳の妙泉寺の境内にただ1本生育していたものであったという。この妙泉寺のしだれ桂については、大変面白い伝説が残っている。
岳の妙泉寺では、お盆が近づくころになると、桂の緑葉を採って干し、粉末香にしてその年に使う分を作るのが習わしであった。
さて、いつものようにお盆も近づいて来たある日、和尚は寺の小僧に境内にある桂の枝を切るように言いつけた。ところが、この桂の大木は毎年毎年枝を切るので、手の届かないような高いところにしかなくなってしまっていた。小僧は梯子をかけて必死に枝を切ろうとしたが、どうしたはずみか足を滑らせて、枝を手にしたまま地面にドウとばかり落ちて気絶してしまった。
その時、気絶した小僧の枕上に、早池峰山の女神「世織津姫(せおりつひめ)」が現れて、
「お前はよく師匠の言いつけを守って、毎年この桂の枝を採っているが、このままでは下枝がなくなり、ついにはどんなに長い梯子をかけても及ばなくなるだろう。岳の水無沢の東、参道の所から二十歩ほどの岩のくぼみに、1本の枝のたれた桂を育てておいたから、それをもって来て寺の境内に植えて置くがよい」
と申されたのである。
小僧はふと目をさまして、あたりを見回したが誰もいない。不思議なこともあるものだと、その出来事を和尚に話すと、「それは誠に有難いことだ」といって大変喜んだ。和尚と小僧が明朝早く出掛けてみると、神様のお告げの場所に、お告げのとおりの枝のたれた桂が1本あった。2人はこれを寺の境内に移し替え、それからは毎年たくさんのお香を作ることができたという。
このしだれ桂は、それから二、三百年を経て実にみごとな大木となったが、寺の普請のために切られてしまった。しかし、その株から出た新梢は、各地の寺院などに分けられ、後に国の天然記念物に指定された南部しだれ桂の原木となったという。
こちらが早池峰神社の社殿です。
現在の社殿は慶長の頃に造られたものらしいです。
御祭神は瀬織津比売神です。
さて、神社参拝を終え、いよいよ早池峰山の登山口にやってまいりました。
頑張って登ります。
最初は川沿いを登っていくような感じでした。
川を横切るような所も。
そのうち岩ゴロゴロの道になってきます。
上を見上げるとゴツゴツした山頂らしきところが見えます。
道のりは遠く、ついでにすごく急峻な坂です。
「え?これを登るの?無理でしょ。」と正直思いました。
ロープが張られたとこなんかもあります。
ファイト一発ごっこができそうです。
後ろを振り返るとこんな感じ。
よく登ってきたものだ。
打石とかいう大岩です。
そんでもって山頂に到着です!
山頂には朱塗りのお社とかがありました。
ガスが発生してきて残念ながら眺望は得られませんでした。