名称布引観音
住所長野県小諸市大久保2250
タイプ観音
参考リンク

ご利益

  • むかし、釈尊寺聖観世音菩薩化身の牛が、無信心の老婆を善光寺へ導き信心に目覚めさせた。老婆の持っていた白い布は「布岩」になった。布岩の下は「布下」という。
  • 参考文献:『日本の伝説8 中部』 鈴木勤編 世界文化社

  • 壁上掛灯という龍穴の地にある観音堂。
  • 柔らかい爽やかな気が漂っている。
  • 集中して勉強したい時などに訪れるとよい。
  • 参考文献:『心を癒す風水パワースポット45』 御堂龍児 講談社

布引観音へ行ってきました

長野県小諸市にある布引観音にやってまいりました。
崖にへばりつくように建てられているのが布引観音です。
よくあんな所にお堂を建てましたね。
布引観音


観音堂へ続く参道。
脇には石仏などが置かれています。
参道


参道脇にあった牛の像。
布引山釈尊寺には、意地悪ばあさんが牛に姿を変えた観音様に導かれ善光寺までたどり着き改心した、という伝説があるらしいですが、それと関係あるんでしょうか?
牛の像


こちらは白山社。
室町時代初期の建築だそうな。
白山社


岩にお堂がめり込んでいます。
岩にめり込むお堂
岩にめり込むお堂


岩のトンネルもあったりします。
よく掘りましたね。
岩のトンネル


六地蔵が並んでいます。
六道地蔵ともいい、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六種の迷いの世界を表しているんだとか。
手前にいるのは閻魔様と奪衣婆でしょうか?



こちらは愛染明王のお堂です。
これも岩にめり込んでます。
愛染明王堂


そして観音堂へ到着。
布引観音堂
お堂の前にあった案内板には次のように書いてありました。
<<重要文化財 宮殿>>
この観音堂の岩屋内に安置されており、正嘉2年(1258)に建立。
和風建築のひな形とも云うべきもので、鎌倉時代の様式をよく現した重要な建築物である。
昭和11年9月国宝に指定、現在は重要文化財となっている。



どーれ、参拝していこーかな、と思ったら、突如お堂の奥から黒猫が出現。
ちょっとビックリしました。
黒猫


黒猫くんはお堂の奥の暗闇から出現したっぽいです。
ここに住んでいらっしゃるのでしょうか?
人なつっこい猫で体をすり寄せてきたりします。
しばし猫と戯れて遊んでしまいました。
観音様のお使いなのかもしれません。
布引観音に来てこの黒猫に会えたらラッキーかも。
暗闇です
黒猫
黒猫
黒猫
黒猫


こちらが観音堂。
格子の向こうの岩屋には仏像とかがいっぱいありました。
布引観音


参拝を終えて帰ろうとすると、例の黒猫くんが後をついてきて、そして前の方に回り込んできてお見送りしてくれました。
ありがとう。
黒猫の見送り