名称小安峡
住所秋田県湯沢市皆瀬
タイプ渓谷
参考リンク

ご利益

  • できれば小安峡温泉に一泊すると良い。
  • 胃腸や内臓の状態を整える。
  • 遊歩道をゆっくり歩いて十分にパワーを充填すると良い。
  • 参考文献:『超能力者 清田益章が選ぶ本物のパワースポット』 清田益章 学習研究社

小安峡へ行ってきました

湯沢市にある小安峡に行ってきました。

こちらは「あぐりの湯」という足湯です。
土産物屋さんみたいなところの駐車場の脇にありました。
無料で利用できますよ。
足湯


大噴湯を見ようと思い渓谷の方へ降りていきます。
小安峡


遊歩道を少し歩いていくと蒸気が吹き出しているところが見えてきました。
いかにもパワースポットって感じでいいですね。
大噴湯


ゴツゴツした岩の隙間から熱い蒸気がもうもうと吹き出しています。
近寄って蒸気を浴びることもできましたよ。
けっこう濡れますけど。
大噴湯
大噴湯


遊歩道をずっと散歩しようと思っていたんですけど、大噴湯のすぐ先でバリケードが張られており行き止まりになっていました。
落石でも発生したのでしょうか?
残念。
行き止まり


橋の上から大噴湯を見下ろしたところです。
橋の上から


大噴湯のところから少し上流の方へ行ってみると大瀧不動尊というのがありました。
大瀧不動尊
近くに説明板があって以下のような話が書いてありました。
<<不動滝のこと>>
「飛び散りし 水の白玉わきかへり 峰より高く落つる滝津瀬」
佐竹藩主義和(よしまさ)公が小安温泉を訪れ不動滝を見て詠んだこの歌は、小安温泉碑として、天保12年(1841)薬師堂の近くに建立されました。
湯沢市岩崎に伝わる能恵姫(のえひめ)伝説には、栄が淵で大蛇と暮らしていた能恵姫が、鉱山からの毒水を避けるため皆瀬川を上ってきたところ不動滝にたどり着きましたが、既に龍が住んでいたため、やむなく赤滝(東成瀬村)に移り住むことになった。また、不動滝で修行した住職は、龍を使い雨を降らせる術(神通力)を体得し、唐のお寺(中国の金山寺)の大火災をみごと鎮火させたと伝えられています。
このため、不動滝の滝つぼに石を投げると雨が降るという言い伝えが残っています。

<<戊辰戦争のころ>>
江戸幕府を守る奥羽列藩同盟は、秋田藩を攻略するため、慶応4年(1868)7月末に国境(院内口)を越え湯沢への侵入を皮切りに、小安口からも仙台軍千人が増田(横手市増田町)まで進出し、途中、庄内軍と合体しながら県南軍(湯沢・横手・神宮寺)を攻略し秋田久保田城へ迫る勢いでしたが、東北各地の幕府軍が降伏したため、9月19日、仙台軍三千余りの兵は、小安口より仙台への撤退を余儀なくされ、小安温泉の住民は山へ隠れるなど不安な日々を過ごしたと伝えられます。
退却の途中、大砲や砲弾を不動滝に投げ入れたと伝えられ、実際、不動滝の滝壺から大砲の弾が発見されています。
石を投げると雨が降ると言い伝えられている滝壺に大砲や砲弾を投げ入れてしまって大丈夫だったんでしょうか・・・。

これが不動滝なのでしょうか。
チョロチョロと水が流れ落ちていました。
不動滝

滝壺のところは深くえぐられていて薄暗くなっており、ちょっと怪しげな雰囲気でした。
本当に龍でもひそんでいそうな感じです。
ここに石を投げると雨が降るとか。
不動滝


不動滝のところから川沿いに少し上流の方へいくと、川の流れが穏やかで人もあまり来ない静かな場所がありました。
ここらへんでゆっくりパワーチャージするのもいいと思います。
小安峡
小安峡


大瀧不動尊のところから下流の方へ少しいくと「子宝神社」というのがありました。
この神社に置いてある枕を借りて家に持ち帰り、その枕を抱いて寝ると子宝に恵まれるんだとか。
子宝神社