名称事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)
住所静岡県掛川市八坂642
タイプ神社
参考リンク事任八幡宮HP

ご利益

  • 創建は不明。807年に今の地に遷宮したと記録にあるのでかなり古い神社である。
  • もともとのご祭神は己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)。言葉を使って真実を取り結ぶ神様。言霊の神社である。
  • 八幡神を祀ったのは武士の世になってから。
  • 清少納言の『枕草子』に「ことのまま明神いとたのもし」との記述がある。
  • 道をはさんだ反対側に丘があり、そこに言霊の社がある。自分の思いを口に出すとよい。やるべき事が見えてくる。
  • 参考文献:『スピリチュアリスト・大村真吾が選ぶ 開運つながるパワースポット』 大村真吾 セルバ出版

事任八幡宮へ行ってきました

掛川市にある事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)にやってきました。
周囲に自然が多くて雰囲気のよい神社でした。
事任八幡宮


境内に入ると大きな楠(くすのき)が目を引きましたね。
どっしりとしたパワーを感じました。
楠
木の脇に由緒書がありました。
以下に記しておきましょう。
<<御由緒>>
創立年代未詳。大同2年(807)坂上田村麻呂東征の際、桓武帝の勅を奉じ、旧社地本宮山より現在地へ遷座すという。延喜式(927)神明帳に佐野郡己等乃麻知(ことのまち)神社とあるはこの社なり。古代より街道筋に鎮座、遠江に座す願いことのままに叶うありがたき言霊の社として朝廷を始め全国より崇敬されしことは平安朝の「枕草子」に記載あるを見ても明らかなり。
世が貴族社会より武家社会に移るや八幡信仰が一世を風靡し、康平5年(1062)源頼義が石清水八幡宮を当社に勧請し、以来八幡宮を併称す。
江戸期に入りては、徳川幕府も当社を信仰し社殿を改築、朱印高百石余を献上す。明治以降、県社八幡神社と称せしが、第二次世界大戦以後の社格廃止に伴い、由緒ある名「事任(ことのまま)」を復活し、現在は事任八幡宮と称す。



幹が2つに分かれた夫婦杉なんてのもありました。
縁結びのご利益でもあるんでしょうかね。
夫婦杉


とりあえず参拝。
ちょうど神主さんのお勤めの時間だったらしく、中から太鼓を打ち鳴らす音とかが聞こえました。
事任八幡宮


本殿の脇に御神木の立派な杉の木がありました。
こちらもどっしりとしたパワーを感じられる木です。
昔から「八幡宮の大杉さん」「東の宮様」などと呼ばれ親しまれていたそうな。
「東の宮様」というのは、本殿の東奥にあるのでそう呼ばれているそうです。
杉
杉


五社神社というのもありました。
御祭神は、天照大神、八意思兼神、大国主命、火乃迦具土神、東照大権現の五柱の神々だそうです。
五社神社


お稲荷さんにも参拝。
稲荷神社


金刀比羅神社もありました。
金刀比羅神社


こちらは本宮遥拝所。
神社がもともと鎮座していた本宮山を遥拝する場所みたいです。
本宮遥拝所


遥拝所のところから見えた歩道橋を渡って少し歩くと本宮入口を発見。
せっかくなので登ってみました。
本宮入口


登っていくと小さな社がありました。
ここは「言霊の杜」というそうで、およそ1800年も前から「ことのままの神様」がお祀りされてる場所なんだそうです。
「ことのままの神様」とは己等乃麻知媛命(ことのまちひめのみこと)のことで、この神様は天と人と地を結ぶお働きをする神様なんだとか。
言霊の杜


お社の下に白い石が敷き詰められておりますが、社務所でいただける「ふくのかみ」でこの石を磨くといいらしいです。
1つ目は神様のために、2つ目はみんなのために、3つ目は自分磨きのために、心を込めて磨くんだとか。
自分で持ってきた紙や布で磨いてもOKみたいです。
言霊の杜