名称鎌倉宮(かまくらぐう)
住所神奈川県鎌倉市二階堂154
タイプ神社
参考リンク鎌倉宮HP

ご利益

  • 鎌倉宮の裏に護良親王の首塚がある。護良親王は足利尊氏と対立し岩牢に閉じ込めら、翌年、淵辺義博に暗殺された。義博は親王の首の怨みの形相に恐れをなし首を藪に捨てた。その首を拾って埋めたのが現在の首塚とされる。首の似姿が石船神社(山梨県都留市朝日馬場)に安置されており、年1回、1月15日のみ公開されるという。
  • 親王が閉じ込められた岩牢も残っている。
  • 参考文献:『日本妖怪巡礼団』 荒俣宏 集英社

  • 後醍醐天皇の息子、大塔宮護良(おおとうのみやもりよし)親王が土牢に幽閉され殺された。
  • 参考文献:『[図説]日本の魔界地図』 志村有弘監修 PHP研究所

  • 勝負運、恋愛運、厄除けなどのご利益がある。
  • 「厄割り石」という石がある。かわらけに自分の息を吹きかけて厄割り石に投げつけて割れば厄を落とすことができる。
  • 参考文献:『島田秀平と行く! 全国開運パワースポットガイド決定版!!』 島田秀平 講談社

鎌倉宮へ行ってきました

鎌倉宮にやってまいりました。
こちらの神社は明治2年に明治天皇の勅命によって創建されたものだそうです。
御祭神は大塔宮護良親王です。
鎌倉宮
案内板には次のように書いてありました。
<<鎌倉宮(かまくらぐう)>>

祭神 護良親王(大塔宮)

創建 明治2年(1869)

後醍醐天皇の皇子である護良親王(もりながしんのう)を祭神とする神社です。
護良親王は、後醍醐天皇の鎌倉幕府倒幕の動きに呼応して幕府軍と戦うなど、貢献しました。
幕府が滅亡し天皇親政が復活(建武の親政)すると征夷大将軍に任じられましたが、その後足利尊氏と対立して捕らえられ、28歳で非業の最期を遂げました。社殿の後ろ手に残る土牢(つちろう)が親王最期の地と伝えられています。
10月には境内で薪能(たきぎのう)が催されます。
怨霊鎮魂の神社なのかな・・。


厄割り石を発見。
かわらけ(小皿みたいなもの)に息を吹きかけて石に投げつけて割って厄払いするのだそうです。
100円納めて私もチャレンジしてみました。
思いっきりぶん投げたんですが、カコーンと跳ね返り、ほとんど割れませんでした。
なんかあまり厄が落ちなかったような気がします。
厄割り石


鎌倉宮に参拝。
大きな獅子頭が据えてありました。
鎌倉宮


脇に村上社という小さな社があり、その前に「撫で身代り」という武者の木像が置いてありました。
厄除、病気平癒などのご利益があるとか。
自分や家族などの気になる個所を撫でてやるといいそうです。
身代わりさま
この木像の武者は護良親王の忠臣、村上義光公なんだそうです。
護良親王の身代わりになって壮絶な最期を遂げた方だそうな。
そんな立派なお方に馴れ馴れしく触れるものちょっと気が引けますが、優しそうなお顔で合掌しており親しみやすい感じの木像なのであちこちベタベタ触ってきました。