名称鞍馬寺
住所京都府京都市左京区鞍馬本町1074
タイプ
参考リンク京都観光ナビ

ご利益

  • 以下、毘沙門天について。
  • 天界の四大王衆天(しだいおうしゅてん)にいる。
  • 四天王首座。他は持国天、増長天、広目天。
  • もとの名をクビラ(クベーラ)という。人の血肉を喰らって生きる夜叉の棟梁。
  • 参考文献:『第六天魔王と信長』 藤巻一保 悠飛社

  • 以下、毘沙門天について。
  • ルーツはインド。前期ヴェーダ時代(紀元前1500~紀元前1000頃)からの古い神。ヴァイシュラバナと呼ばれた。北方を守る神。ちなみに東を守るドリタラーシュトラ(持国天)、西を守るビルーバークシャ(広目天)、南を守るビルーダカ(増長天)もいた。これらは仏教に取り入れられ四天王と呼ばれるようになった。
  • 多聞天(たもんてん)とも呼ぶ。
  • 吉祥天が妻。
  • 仏教とその信者を守る。
  • ムカデが使者。むかし鞍馬寺では、正月初寅の縁日で「お福むかで」といい生きたムカデを売っていた。
  • 参考文献:『神社と神々―知れば知るほど』 井上順孝監修 実業之日本社

  • 宝亀元年(770)、鑑禎(がんちょう)が霊夢に導かれて鞍馬山に入山。鬼の襲撃を受けるが助かる。助かったのは毘沙門天のおかげだと悟り、草庵を結んで毘沙門天を祀った。
  • 延暦15年(796)、藤原伊勢人が霊夢に従い鞍馬山に登山し毘沙門天を発見。さらに霊夢で観音と毘沙門天が一体であることを知る。伽藍を造営して毘沙門天と千手観音を安置。
  • 本殿金堂の尊天は、毘沙門天と千手観世音菩薩と護法魔王尊の三身一体を指す。
  • 毘沙門天、千手観世音菩薩、護法魔王尊は各々「太陽、月、地球」と「光、愛、力」を象徴している。
  • 護法魔王尊は650万年前に平安京を守ろうと金星から地球に降り立った。サナト・クマラと呼ばれている。身体は人間と異なる元素から成り、ずっと16歳のまま。
  • リフレッシュ。
  • 宇宙的エネルギーが感じられる場所。
  • 参考文献:『開運!日本のパワースポット案内』 一個人編集部編 KKベストセラーズ

  • 鑑真(がんじん)の弟子・鑑禎(かんてい)が庵を結んだのが寺の始まり。
  • 鞍馬山の西に僧正ヶ谷という行場がある。牛若丸がそこで修行した。
  • 八天狗の1つ、鞍馬山僧正坊(鞍馬天狗)は壱演僧正(いちえんそうじょう)とされる。壱演は超昇寺の座主になったが、名利をいとい鞍馬山に隠棲し、貞観9年(868)に行方不明になった。
  • 参考文献:『図説 日本呪術全書』 豊島泰国 原書房

  • 650万年前、護法魔王尊(サナト・クマラ)が金星から一切の悪魔を調伏すべくこの地に降臨し大杉に依り憑いた。魔王尊は鞍馬の大天狗・僧正坊などを指揮した。
  • 770年、鑑真の弟子鑑禎(がんてい)が、鞍を背負った白馬に導かれてこの地に至り、途中、鬼女に襲われたが毘沙門天に助けられたことから、毘沙門天を本尊として祀った。
  • 796年、鞍馬寺が創建された。
  • 千手観音、毘沙門天、魔王尊の三尊が祀られている。
  • 参考文献:『[図説]日本の魔界地図』 志村有弘監修 PHP研究所

  • 鞍馬山の標高は584メートル。
  • 牛若丸(源義経)が修行した。
  • 御本尊は千手観音菩薩、毘沙門天、護法魔王尊。総称して「尊天」と呼ぶ。
  • 護法魔王尊は人類を救うために650万年前に金星から鞍馬山に降り立った。16歳のまま年をとらない。天狗の総帥ともいわれる。護法魔王尊が降り立った場所とされるのが鞍馬寺奥の院「魔王殿」。
  • 参考文献:『日本の聖地99の謎』 歴史ミステリー研究会編 彩図社

  • 鞍馬山は強い気を持つ山。しかし山の気が強すぎるために鞍馬寺はその気を受け止めきれていない。
  • 参考文献:『李家幽竹 最強龍穴パワースポット』 李家幽竹 山と渓谷社

  • 鞍馬山は邪悪なものがあるというか、パワーが強すぎるのであまり軽い気持ちで行かない方がよい。一説には魔を封じ込めてあるスポットといわれる。
  • 僧正ヶ谷不動堂のあたりは清浄な気で満たされている。
  • 奥の院魔王殿はパワーが強く普通の人間には耐えられないかもしれない。耳鳴りがしたり、意識を失う人も多い。山を下りるまで意味もなく笑い続けた人もいるとか。樹木と会話できるようになった人も。
  • 参考文献:『奇蹟が起きたパワースポット』 森田健、山川健一 幻冬舎

  • 鞍馬山全体にパワーが感じられる。
  • 本殿金堂の前にある三角形の石が埋め込まれている場所は、宇宙と大地を結ぶ強力なパワーが吹き出している。神聖な場所なので上に立たないように。
  • 参考文献:『島田秀平と行く! 全国開運パワースポットガイド決定版!!』 島田秀平 講談社

  • 毘沙門天を祀る本殿金堂は龍穴の上に建っている。
  • 寺のある山は木星の山で、発展や成功というパワーがある。
  • 魔王殿の方は強い磁力のために本殿金堂とは正反対の場ができている。嫌なものを吸い取ってくれる力がある。大きなミスが続くときや、嫌な相手と別れたいときなどに行くとよい。人々の念などが残っている場合もあるので注意が必要。
  • 参考文献:『心を癒す風水パワースポット45』 御堂龍児 講談社

  • 鞍馬山は宇宙のリズムと同調しやすい精神の通信センター。
  • 自己意識の整理整頓。
  • 直感力、洞察力、能力の向上。
  • なるべくケーブルカーを使わずに歩くとよい。
  • 参考文献:『超能力者 清田益章が選ぶ本物のパワースポット』 清田益章 学習研究社

鞍馬寺へ行ってきました

京都の北の山中にある鞍馬寺にチャレンジしてきました。
とりあえず電車で鞍馬駅まで行きました。
駅を出ると、ごつい天狗の首が。
立派なお鼻だこと。
天狗


仁王門をくぐって鞍馬寺金堂を目指します。
仁王門


少し登ると鬼一法眼社なる社を発見。
鬼一法眼は牛若丸に「六韜三略」の兵法を授けた武芸の達人なんだとか。
鬼一法眼社
鬼一法眼社のすぐそばに魔王の滝という怖い名前の滝がありました。
崖の上に護法魔王尊がお祀りしてあって、そこから水がジョボジョボ垂れてました。
このへんは薄暗くなんか不気味な雰囲気でした。
魔王の滝
滝の下にあった小さな龍の像の顔が迫力ありましたね。
「このドラゴンボールが目に入らんかぁぁぁぁあ!!」みたいな感じでしょうか。
龍



鬼一法眼社のすぐ先に由岐神社(ゆきじんじゃ)がありました。
御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)です。
天慶3年(940)、天変地異が続く都を鎮めるために、御所内に祀られていた祭神をこの地に勧請したのが始まりだそうです。
社前に靱(ゆき)を奉納して祈ったのが社名の由来なんだとか。
由岐神社
参道階段のわきに見事な大杉が立っていて、その下に大杉社という小さな社が設けられていました。
この杉の木、樹齢は800年ほどだそうで、昔から「大杉さん」と呼ばれて親しまれているそうです。
一心に願えば願事が叶うとか。
大杉社
こちらが拝殿。
慶長12年(1607)に豊臣秀頼が再建したものだそうです。
由岐神社 拝殿



そんでもって本殿金堂に到着。
建物の前の床に三角形の石が埋め込まれております。
私のリサーチによると、この三角形のところは宇宙と大地を結ぶ強力なパワーが吹き出しているスポットなのだそうな。
うっかり踏んづけてしまいそうですが、神聖な場所らしいので踏まないように慎重に避けて参拝しました。
金堂
金堂はなかなか気持ちのよい場所でした。
金堂


金堂の脇に奥の院へと続く参道がありました。
頑張って行ってみることに。
奥の院参道
ちなみに、参道の途中に注意書きがあって、おもに奥の院方面で鞍馬寺の職員らしくふるまったりして金品を言葉巧みに強要したりする不埒な輩が出没するみたいなことが書いてありました。
参拝される方は注意しましょう。



「義経公息次ぎの水」なんてのがありました。
牛若丸が剣術修行のために毎夜僧正が谷に通ったとき、この清水で喉をうるおしていたとか。
水出てなかったですけど。
しかしこんな山深いところに夜に通っていたなんて、怖くないんでしょうかね。
義経公息次ぎの水


こちらは「義経公背比べ石」。
牛若丸が鞍馬山を去り奥州平泉の藤原秀衡のところに行くときに、名残を惜しんで背比べしをした石なんだとか。
義経公背比べ石


僧正が谷不動堂に到着。
静かで神秘的な雰囲気の場所でした。
ここらへんで牛若丸は鞍馬天狗から兵法を学んでいたとか。
不動堂の不動明王は伝教大師作と伝えられているそうです。
僧正が谷不動堂
そばには義経堂もありました。
義経公の御魂はこの山で遮那王尊として護法魔王尊の破邪顕正のお働きを助けておられるのだとか。
義経堂


ちょっと不気味な木の根道を通って奥の院魔王殿を目指します。
このへんは硬い地質のために根が地中に入りにくいので、こんな風に根が地表に出てしまうのだそうです。
木の根道



そして奥の院魔王殿に到着。
「650万年前に護法魔王尊が金星から降り立った」
「パワーが強すぎるので軽い気持ちで行かない方がよい」
「嫌なものを吸い取ってくれる」
「耳鳴りがする」
「意識を失う」
「笑い続けてしまうようになる」
「樹木と会話できるようになる」
等々、様々な怪情報が飛び交うスポットで、どんなオドロオドロシイところかと思っていたんですけども、実際に来てみると樹木に囲まれていて静かでいいところでしたよ。
奥の院魔王殿