名称 | 回向院(えこういん) |
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住所 | 東京都墨田区両国2-8-10 |
タイプ | 寺 |
参考リンク | 回向院HP |
ご利益
- 以下、鼠小僧次郎吉について。
- 寛政年間、芝居小屋の木戸番定七の長男として生まれる。
- 建具屋の徒弟→鳶人足→極道者→泥棒。
- 文政5年(1822)、捕らえられ入墨追放。
- 天保3年(1832)、捕らえられ獄門。
- 次郎吉が大名屋敷ばかりを狙ったのは盗みがし易いから。盗んだ金は遊興や博奕に使い果たした。
参考文献:『日本の伝説5 東京』 日本伝説拾遺会監修 教育図書
- むかし、病気になった魚屋を助けようと小判を盗んでは置いていった猫がいたが打ち殺された。魚屋は悲しみ回向院に猫塚を建てた。以来、ペットの死骸を持ち寄る人が増えた。
- 江戸時代、歌舞伎役者の小幡小平次は、妻と情夫に殺され、芝居小屋に祟った。回向院で供養が行われた。
- 河童の正体は、ここらへんの川や堀に流れてきた土左衛門。
参考文献:『日本妖怪巡礼団』 荒俣宏 集英社
- 鼠小僧(ねずみこぞう)の墓がある。お墓の前にある「お前立ち」という石を削ってできた粉を身につけていると強運を授かる。試験合格、金運アップ、勝負運アップなどのご利益がある。
参考文献:『全国パワースポットPERFECT BOOK』 イースト・プレス
- 明暦の振袖火事では10万人余もの焼死者が出た。この焼死者を回向するためにできたのが回向院。ちなみに、千住にある回向院は刑死した者を弔う目的で建てられた分院。
- 両国という地名は、この世と他界とをつなぐ境界という意味がある。
- 両国に力士(相撲取り)が集められたのは、力士が生きた仁王として死霊・邪霊を鎮めるため。
参考文献:『日本の秘地・魔界と聖域』 小松和彦、荒俣宏、他 KKベストセラーズ
- 江戸時代の義賊・鼠小僧次郎吉のお墓がある。そのお墓の前にある「お前立ち」という白い石は削って持ち帰ることができる。持ち帰るとギャンブル運、勝負運が向上する。受験生などにも人気。全国のギャンブラーが削り取っていくので「お前立ち」はすでに平成に入ってから5代目。
参考文献:『島田秀平と行く! 全国開運パワースポットガイド決定版!!』 島田秀平 講談社
回向院へ行ってきました
墨田区両国にある回向院にやってまいりました。
ギャンブル運がアップする石があるとか聞いていましたが、正直パワースポットといっていいのか微妙なスポットです。
なにせ江戸時代に火事で焼け死んだ人を弔うために出来たお寺だそうですし。
しかもその数10万人とか。
火事でそんなに人が死ぬなんて驚きです。
他にも、安政大地震(1855)の死者2万5千人、江戸府内の無縁仏なども埋葬したそうですし、関東大震災の死者10万余人分のお骨も安置されているとか。
来歴を知ると、なんとも重苦しい場所です。
パワースポット巡りなどという軽いノリで訪れていいのでしょうか・・。
境内にはお香のニオイがぷんぷんたちこめていました。
こちらは塩地蔵。
願いが叶ったら塩を供える習わしらしいです。
境内にいた猫。
まるまる太ってました。
そして、こちらが例のギャンブル運が向上するという石、「お前立ち」です。
手前の白い石がそうです。
後ろにあるのはネズミ小僧のお墓です。
この石を削って持ち帰るといいのだそうな。
石の前には行列が出来ていて、石を削るには順番待ちをしなければいけない状態でした。
みんな真剣にカリカリ削ってましたよ。
ギャンブル運がアップする石があるとか聞いていましたが、正直パワースポットといっていいのか微妙なスポットです。
なにせ江戸時代に火事で焼け死んだ人を弔うために出来たお寺だそうですし。
しかもその数10万人とか。
火事でそんなに人が死ぬなんて驚きです。
他にも、安政大地震(1855)の死者2万5千人、江戸府内の無縁仏なども埋葬したそうですし、関東大震災の死者10万余人分のお骨も安置されているとか。
来歴を知ると、なんとも重苦しい場所です。
パワースポット巡りなどという軽いノリで訪れていいのでしょうか・・。
境内にはお香のニオイがぷんぷんたちこめていました。
こちらは塩地蔵。
願いが叶ったら塩を供える習わしらしいです。
境内にいた猫。
まるまる太ってました。
そして、こちらが例のギャンブル運が向上するという石、「お前立ち」です。
手前の白い石がそうです。
後ろにあるのはネズミ小僧のお墓です。
この石を削って持ち帰るといいのだそうな。
石の前には行列が出来ていて、石を削るには順番待ちをしなければいけない状態でした。
みんな真剣にカリカリ削ってましたよ。