名称 | 三囲神社(みめぐりじんじゃ) |
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住所 | 東京都墨田区 |
タイプ | 神社 |
参考リンク |
ご利益
- 三井グループを創設した三井氏の守り神。
- 三井一族120柱の霊が祀られた顕名(あきな)霊社がある。
- 「其角(きかく)雨乞の句碑」というのがある。松尾芭蕉の高弟・其角が詠んだ俳句が彫られている。其角が雨乞いをしている村人にその句を捧げたら、翌日雨になったという。
参考文献:『「神社」で読み解く日本史の謎』 河合敦 PHP研究所
- 東京でナンバー2の稲荷。ちなみにナンバー1は王子稲荷、ナンバー3は真崎稲荷。
- 村人が白狐の背に乗る稲荷の神の像を拝んでいると、白狐が生身になり神様のまわりを3回まわって消えたという。これが三囲の名の由来。
- 神社のパトロンは江戸三井(三越)。
- むかし白狐使いの婆さんが住んでいた。境内にこの婆さんの石像がある。
参考文献:『日本妖怪巡礼団』 荒俣宏 集英社
- 隅田川七福神のうち大黒天と恵比寿神を祀っている。
- 隅田川七福神では七福神のミニチュア御分体(400円)を買い集めることができる。最後に集めた御分体を陶器の舟(1000円)に乗せることで達成感に浸れる。
- 隅田川七福神めぐりは、海から宝船が上がったという伝説にちなみ、川下の三囲神社からスタートし川上にさかのぼるような感じでめぐるとよい。
参考文献:『開運するためならなんだってします!』 辛酸なめ子 講談社
- 御祭神は宇迦之御魂命(うがのみたまのみこと)。
- むかし源慶という僧が、弘法大師が建立した荒れた小堂を再興しようとした際に地中から白狐にまたがる翁像を掘り起こした。そこへ白狐が現れ像の周りを3回まわって消えたという。これが三囲の名の由来。
- 旧財閥三井家と深い関係にある神社。江戸時代、三井家は「三囲は三井を守るもの」と考え守護社にし篤く信仰した。また三井家の本拠のあった江戸本町からみて三囲神社は鬼門の方角にある。敷地内には三井家代々の当主夫妻120人あまりの霊も神として祀っている。
- 三井家が経営する三越デパートの各店舗には三囲神社の御祭神が分祀されている。
- 三越のライオン像が置かれている。
参考文献:『日本の聖地99の謎』 歴史ミステリー研究会編 彩図社
三囲神社へ行ってきました
墨田区にある三囲神社にやってまいりました。
案内板によりますと、こちらの神社は弘法大師が祀った田中稲荷が始まりだそうです。
当時はもっと現在地より北の方にあったらしいです。
文和年間(1352~56)に近江の三井寺の僧・源慶が社を改築した際、土中から白狐にまたがる老翁の像を発見し、その像の周りをどこからともなく現れた白狐が三度回って消えたという不思議な話も伝わっているそうな。
ライオン像を発見。
この像は三越の旧池袋店から移したものだそうです。
大正の頃に三越呉服店を率いていた日比翁助という人がライオン好きで、三越本店にライオン像を置いたのが、三越のライオン像のはじまりなんだそうです。
立派な像ですが、西洋っぽくて神社にはあまり似合わないような気がします。
「老翁老嫗の石像」なるものがありました。
元禄の頃に、この三囲稲荷にある白狐祠を守る老夫婦がいたそうで、その方々の徳を慕い建てられたものだそうです。
なんでも、その老婆に願い事を告げると、老婆が田んぼに向かって狐を呼び、どこからともなく狐がやってきたんだとか。
狐を飼いならしていたんでしょうか?
狐さんを祀っている祠がいくつかありました。
境内には三角石鳥居もありました。
三井邸から移したものだそうです。
「原形は京都太秦・木島神社にある」と書いてありましたから、レプリカでしょうかね。
案内板によりますと、こちらの神社は弘法大師が祀った田中稲荷が始まりだそうです。
当時はもっと現在地より北の方にあったらしいです。
文和年間(1352~56)に近江の三井寺の僧・源慶が社を改築した際、土中から白狐にまたがる老翁の像を発見し、その像の周りをどこからともなく現れた白狐が三度回って消えたという不思議な話も伝わっているそうな。
ライオン像を発見。
この像は三越の旧池袋店から移したものだそうです。
大正の頃に三越呉服店を率いていた日比翁助という人がライオン好きで、三越本店にライオン像を置いたのが、三越のライオン像のはじまりなんだそうです。
立派な像ですが、西洋っぽくて神社にはあまり似合わないような気がします。
「老翁老嫗の石像」なるものがありました。
元禄の頃に、この三囲稲荷にある白狐祠を守る老夫婦がいたそうで、その方々の徳を慕い建てられたものだそうです。
なんでも、その老婆に願い事を告げると、老婆が田んぼに向かって狐を呼び、どこからともなく狐がやってきたんだとか。
狐を飼いならしていたんでしょうか?
狐さんを祀っている祠がいくつかありました。
境内には三角石鳥居もありました。
三井邸から移したものだそうです。
「原形は京都太秦・木島神社にある」と書いてありましたから、レプリカでしょうかね。