名称 | 王子稲荷神社(おうじいなりじんじゃ) |
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住所 | 東京都北区岸町1-12-26 |
タイプ | 神社 |
参考リンク |
ご利益
- 本殿の裏手にキツネの穴がある。昔ここからキツネが出入りしたといわれる。
- 宝物に『鬼女の図』がある。天保11年(1840)に住吉明徳講という砂糖元売商組合が奉納したもの。これに描かれている鬼女は茨木童子。明徳講が砂糖の元売権を奪われた時、切られた腕を取り返しにきた茨木童子にあやかって、権利奪回の願掛けをしたもの。
- 徳川家の祈願所。
- 関東のお稲荷さんの総元締。大晦日の夜、関東のキツネは王子稲荷に詣でたという。
- キツネが好んだ油揚げはネズミを油で揚げたもの。今の油揚げとは別もの。
- おキツネ様はお礼参りしないと祟る。
参考文献:『日本妖怪巡礼団』 荒俣宏 集英社
- 王子稲荷はもともと「岸稲荷」と称し、関東稲荷の総司として平安時代から栄えた古社。武蔵の土豪豊島氏が紀州熊野の九十九(つくも)王子をこの地に勧請して以来、王子稲荷神社と呼ばれるようになった。
- 日光東照宮ばりの豪華絢爛たる社殿。社殿の裏に「本宮」の額のかかる小さな社がある。この小さな社が昔から続く本来の王子稲荷らしい。
- 「狐の穴跡」というのがあり、狐が棲んでいたという言い伝えがある。
- 江戸の町でよく見かけるものの代表として「伊勢屋、稲荷に、犬の糞」といわれるほど江戸の町には稲荷が多い。
- 江戸の町に稲荷が多いのは徳川家康が江戸の町の守護神として稲荷神を祀ったから。徳川将軍家の守り神にもしており、その祈願所となったのが王子稲荷と真先(まさき)稲荷(南千住)。
- 徳川家康は天下取りのために外法(禁断の呪術)の本尊・荼吉尼(だきに)を信仰していたらしい。荼吉尼は強力な邪神で効験が強いが、ないがしろにすると報いが大きい。荼吉尼をそのまま江戸の守護神にするのはふさわしくないので、庶民受けのよいお稲荷さんに置きかえて祀ったのかもしれない。
参考文献:『日本魔界探検』 火坂雅志 廣済堂出版
- 源頼朝が八幡太郎義家の太刀を寄進したのがルーツとされる。
- 御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、宇気母智之神(うけもちのかみ)、和久産巣日神(わくむすびのかみ)。
- もともとは荒川の岸にあったので岸神社と言われていたが、14世紀に王子という地名になったことから現在の社名に改称された。
- 関八州の稲荷の頭領とされ、大晦日には関八州の狐がこの神社に集まると信じられてきた。今も大晦日の夜には姉妹社の装束稲荷神社から王子稲荷神社まで「狐の行列」のお祭りが行われる。
- 衣食住安泰。
- 火災予防。
- 商売繁盛。
- 心願成就。
参考文献:『早分かり!日本のパワースポット』 幸運社 大和書房
- この神社は龍穴の上に建っている。大地のパワーが溜まるような地形になっている。
- 足元がグラグラと揺れてくるほとのパワー。
- 少々荒っぽい気も感じられる。
- 一発勝負に出るときなどに参拝するとよい。
- お稲荷様にお願いするときは礼儀正しく慎重に行うこと。
- 近くにある装束稲荷神社にも寄るとよい。
参考文献:『みるみる運命を変える!「タオ」のパワースポット45』 御堂龍児 講談社
王子稲荷神社に行ってきました
東京都北区にある王子稲荷神社に行ってきました。
都会の中にある神社ですけど森もあってなかなかいい感じの神社でした。
なんでもこの神社は龍穴の上に建っているんだとか。
神社の周りは坂道とかがあって起伏に富んだ地形のようでした。
風水では平らな地形よりも起伏に富んでいる地形の方がパワーがあると見るらしいですから、この土地はパワーがありそうです。
こちらが拝殿。
なかなか立派な拝殿です。
礼儀正しく参拝してきました。
拝殿の正面階段を降りると幼稚園らしき建物がありました。
本来はこちらが正式な入口だったのかな。
横から入ってしまいました。
ここから装束稲荷神社や飛鳥山も近いので一緒に参拝するといいと思います。